先日、このブログを読んでくださった方から、銀行マンはどんな客が好きですか?とか銀行マンとどのように付合えばいいのですか?といった質問をいただきました。
どんなお客が好きか? ズバリ率直に申し上げて・・・・
たくさんお金を預けてくれて、たくさんお金を借りてくれる客。
銀行員の言うことを聞いてくれる客。
以上、二点です。
我々営業の人間にとって、本部から与えられる数字のノルマはかなり厳しいものがあります。
そのノルマ、どういう感じで与えられるかというと、『量』(ボリューム)で与えられるんです。
具体的に言うと、例えば、定期預金。
一人5,000万円獲得するように。・・・・という感じです。
すなわち、金額の合計でノルマが与えられるのであって、件数ではないのです。
一人で1,000万円獲得できれば、5人で済むのですが、50万円となると・・・・100人から獲得しなければなりません。
100人となると、一ヶ月の稼動日数が20日としますと、なんと、毎日50人!?
はっきり不可能です。
50万円の定期預金も1,000万円の定期預金も手続きにかかる時間は同じ。
というわけで、一回の手続きでより多くの金額を預けてくれるお客が、『いい客』ということになるのです。
これは融資でも同じ。
一回でたくさん借りてくれる客=いい客なのです。
但し、もちろん、例外はあります。
こちらが困っている時に助けてくれる客。
これは金額の大小関係無く、銀行員が好きな客となります。
今はほとんどありませんが、昔は夜の8時とかになっても定期預金獲得の為に営業していたことがあります。
上司からは、取ってくるまで帰ってくるな!!と言われたりして。
そういう時は、さすがに坊主で帰店するわけにはいかないので、50万円でもやってくれる人はホント助かります。
行くところもなく、最後に泣きついて小額でもやってくれる客は、その担当者にすると、神様に匹敵するいい客となります。
最初に述べた、銀行員の言うことを聞いてくれるお客、というのはこういうお客のことです。
反対に普通預金に何千万円も残高があるのに、定期預金、投資信託など何もやってくれない客というのは、嫌~な客ということになります。
いろいろ好き勝手書いてきましたが、実際にはそんなに大金を持ってる人って少人数です。
預金額がいくら以上のお客がいいお客、好きなお客というのは特に線引きはないですが、やっぱり1,000万円以上は欲しいですね。
そんなに預金はありません。・・・・という方でも、銀行員(特に我々営業係)と仲良くなる方法はあります。
例えば、クレジットカード。
これも膨大なノルマがあります。
一人で何枚も持っていると思うけど、これを頼んだ時に申込んでくれるお客も大好きです。
歴代の担当者が、この人いい人という風に引継ぎするお客さんって、一人(一社)で十何枚もクレジットカード持ってたりします。
さすがにこういう方は気の毒に思ってしまうけど、どうしても数字が足りない時は、ついついオイラも「すいません。新しいカードが出たから、もう一枚お願いできませんか?」って言っちゃいます。
その時に「いいよ。」と言ってくれる客。もう神様以上に思えてしまうのです。
そんなお客さんばかりだと営業も楽できるんだけどなぁ・・・・。
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